2012年06月01日

愛媛県の名湯・秘湯

道後〔どうご〕温泉
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由来・歴史
3000年の歴史を誇る日本最古の温泉。古代、伊予の温泉熱田津の温泉といわれていたが、大化の改新で国府が置かれ道後の名称が生まれた。 1400年前に聖徳太子も訪れたという。

足をいためた白鷺が岩間に湧き出るで傷をいやして飛び去ったという温泉開創説もある。この地を鷺谷といい、後世の人たちが鷺石を置いた。現在は放生園に保存されている。 放生園

夏目漱石の「坊ちゃん」に登場して一躍有名になった。 漱石ゆかりの地「道後温泉」

長い間入浴施設は道後温泉本館だけだったが、1940年のボーリング以降次々と源泉が開発され、1956年に各旅館へ配湯を開始して、旅館の近代化が進んだ。

温泉街
道後温泉駅と道後温泉本館を結ぶ道後商店街は石畳の道で両側に土産店が並び、浴衣姿で散策する宿泊客も多くて活気がある。

外湯(共同浴場)
道後温泉本館

1894年に建てられ、改築を重ねながら今なお建築当時の姿を残している。和風建築の中に洋風建築の要素を取り入れた趣のある城郭式・木造三階建て。屋上には振鷺閣〔しんろかく〕という名の小さな塔があり、朝6時、正午、夕方6時に「刻太鼓〔ときだいこ〕」を鳴らして時を知らせる。 道後温泉本館完成(1894年)

2階の大広間ではお茶と浴衣のサービスがある。3階は個室になっている。

又新殿〔ゆうしんでん〕1899年に皇族専用の湯殿として、本館の東側(裏手)に建てられた。桧皮ぶきで桃山風の破風造りとなっている。手前から、玄関の間、御次の間、玉座の間となっていて、隣は武者隠しの間がある。桃山時代風の建物で、室内は金泥絵巻に囲まれ、天井は高麗張りの桐の三枚重ねになっている。

入浴はできないが、有料で観覧ができる。

風呂朝6時の太鼓を合図に開館する。玄関脇でコースを選んで入浴券を購入して、入口正面の改札口を通ってそれぞれのコースの脱衣室または休憩室へ進む。

【塩素混入】 残念ながら2003年から消毒のため塩素を入れるようになり、3000年の歴史がある天然温泉は本物ではなくなってしまった。

【神の湯(男湯)】1階にある大衆浴場。広い脱衣場に浴室が2室ある。浴槽は花崗岩でできていて、大国主命・少彦名命と山辺赤人の和歌を刻んだ庵治石〔あじいし〕の湯釜がある。
【神の湯(女湯)】1階にある大衆浴場。湯船の中央にある湯釜には大国主命と少彦名命の像がある。
【霊〔たま〕の湯】1階にある。大島石と庵治石を使った浴槽、大理石の壁の小ぢんまりとした浴室。

椿湯
1953年に増設され、1984年に現在の白壁土蔵風に改築された。

散策・観光

道後温泉駅前の坊ちゃん列車
2005年9月撮影
道後温泉駅
古風な建物の駅舎。軽便鉄道が復元されて、坊ちゃん列車として運行されている。 漱石ゆかりの地「伊予鉄道」
湯神社
温泉の守護神である大国主命と少彦名命の二神をまつっている、
【所在地】松山市道後湯之町4(冠山)
放生園〔ほうじょうえん〕
聖徳太子が来浴した時の行在所跡と伝わり、放生池が設けられていた聖浄の地を公園にしたところ。湯釜から流れ出る温泉に足を浸す足湯がある。また、温泉開創伝説の「鷺石」がある。 歴史・由来
【所在地】松山市道後湯之町6(道後温泉駅前)
伊佐爾波神社〔いさにわじんじゃ〕
1667年に建立された。楼門、回廊、幣殿、本殿からなる八幡造りの社殿。
【所在地】松山市桜谷町
宝厳寺
漱石ゆかりの地「宝厳寺」
子規記念博物館
漱石ゆかりの地「子規記念博物館」
湯釜薬師
この湯釜は749年に作られ、1288年に一遍上人によって名号が彫られた。県指定文化財。
【所在地】松山市道後公園(県立道後公園の北端)
道後公園
1585年に落城した湯築城跡を公園にした。中央が小高い丘になっていて、展望台からは松山市内が見渡せる。
宿
100軒ほどの旅館が坂の街に建ち並ぶ。

ふなや
江戸時代寛永年間(1624年〜1644年)開業の宿。清流の流れる約1500坪の広大な純日本庭園をもつ。 漱石ゆかりの地「道後温泉 鮒屋旅館」

【所在地】松山市道後湯之町1−33
【Webサイト】 http://www.dogo-funaya.co.jp/
温泉データ
源泉情報
【泉質】アルカリ性単純泉
温泉地情報
【所在地】松山市道後湯之町
【交通】JR予讃線「松山」駅から市電「道後温泉」行きで19分、徒歩5分

その他の愛媛県の温泉宿泊施設はこちら
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2010年11月15日

格安温泉ツアーあります。


一人では行き辛い旅行も何人かでワイワイ行けば楽しさも倍増します。
確かに一人で行く旅も良いのですが旅行初心者には
格安のツアーから始めてみるのも良いと思います。

その為には良い旅行会社を選ぶことから始めましょう。
ラベル:格安 温泉ツアー
posted by CURO at 13:22| Comment(0) | 全国、名湯・秘湯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月11日

兵庫県、城崎温泉

城崎〔きのさき〕温泉
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歓楽色の少ない静かな情緒が特徴である。夏は海水浴、冬はカニ料理に人気がある。

環境
兵庫県北部の日本海に面し、円山川の支流大谿川沿いにある。

由来・歴史
遺跡から縄文時代の遺物が見つかり、4000年〜5000年前から人々が生活していたことが解明されている。舒明天皇(在位629年〜641年)の時代に、コウノトリが傷を癒した伝説がある。 717年に来た道智上人が千日の間、曼陀羅を唱えて修行を行った末、720年に開湯したと伝わる。江戸時代には「海内第一泉〔かいだいだいいちせん〕」と呼ばれ、近郊の藩主や藩士が多数訪れてにぎわった。幕末に桂小五郎が逃げてきてつたやに滞在した。 日露戦争(1904年)で負傷した兵士を湯治させるために寮養所が設置された。

『城の崎にて』を書いた志賀直哉、有島武郎、与謝野鉄幹・晶子、島崎藤村らをはじめとする多数の文豪が来訪した。

温泉街
城崎温泉駅前から7つの外湯につながる川沿いが温泉街を形成し、川べりの柳が風情ある。浴衣を着て下駄を履くのが正装と言われていて、色鮮やかな浴衣を貸し出す旅館も多い。温泉街には「ゆかたご意見番」という掲示をした店があり、浴衣が着崩れたりした時などに対応してくれる。

外湯(共同浴場)
基本的に外湯めぐりが主体の温泉地で、7箇所ある。多くの宿に外湯入浴券が置いてあり宿泊客は無料で入浴できる。いずれも近代的な施設で浴室にはカランやシャワーがあり、ジェットバス、サウナなどがあって素朴さはないが若者には人気があるようだ。下足番が浴衣や履物で旅館を区別していて帰りには自分の履物を差し出してくれる。各外湯で当日最初の入湯者には一番札を配布している。

さとの湯
2000年にオーブンした日本最大の駅舎温泉。列車を待つ間にはいれる。

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町今津290-36(城崎駅の隣)
風呂各種サウナ、バイブラジェットバス、足湯がある。展望露天風呂からは円山川を望むことができる。

地蔵湯
江戸時代、村民の多くがこの湯を利用し里人の外湯として親しまれてきた。昔はこの裏側が遊廓だった。泉源から地蔵尊が出たことに由来し、庭内に地蔵尊をまつっている。和風灯籠の形の建物には玄武洞をイメージした六角形の窓がある、

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町湯島798(北柳通り)
風呂うたせ湯、ジェット風呂がある。貸切の家族風呂もある。

柳湯
中国の名勝西湖から移植した柳の木の下から湧き出したことに由来する。

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町湯島647(北柳通り)
風呂浴室は天井まで総檜造りになっていて、湯船は外湯の中では一番こぢんまりしている。ジェット風呂がある。

一の湯
江戸時代には「新湯〔あらゆ〕」と呼ばれていたが、医師香川修徳がその著『薬選』の中で、泉質を「海内一」(日本一)と絶賛したことから名づけられた。

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町湯島415-1(温泉街のほぼ中央、王橋のそば)
風呂大浴槽とジェット湯があり、外に出ると湯の山公園の岩肌を削ってつくった洞窟風呂がある。他に貸切の家族湯がある。

御所の湯
1267年、後堀川天皇の姉安嘉門院が入湯したとの記載が『増鏡』にあり、御所の湯の名はこれに由来する。京都御所をモチーフとした唐破風の屋根の建物。

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町湯島448(湯の里通り)
風呂深いジェット湯や温泉ミストサウナがある。外には庭に滝が流れる露天風呂がある。

まんだら湯
温泉寺開祖道智上人の曼陀羅一千日祈願によって湧き出たといわれている。

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町湯島565(温泉街の西のはずれ、まんだら橋のそば)
風呂小ぢんまりした浴槽でジャグジーがある。外にでると壁がなくて外が見える檜造りの桶風呂がある。

鴻〔こう〕の湯
舒明天皇の時コウノトリが足の傷を癒していたことから発見されたという。城崎最古の湯とされる。町の奥深く、街路から離れた閑静な場所にある。

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町湯島910(温泉街の西のはずれ、薬師橋のそば)
風呂20人以上もはいることができる大きな浴槽があり、外に露天の庭園風呂がある。

足湯
さとの湯、柳湯、一の湯、薬師公園ポケットパークにある。

飲泉場
一の湯、薬師公園ポケットパークにある。

散策・観光
城崎文芸館
志賀直哉ら文人、詩人の作品や資料を展示している。

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町湯島357-1(駅から徒歩5分)
極楽寺
応永年間(1394年〜1427年)に創建された。予約すると座禅体験ができ法話が聞ける。

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町湯島801(駅から徒歩15分)
温泉寺
道智上人により738年に開創された。 その後、大和観音像を得て寺を開創。以後、城崎温泉の社会的中心になった。本堂(重要文化財)は正面五間の入母屋造り柿葺銅板葺。本尊の十一面観音(重要文化財)は桧の一本造りで2mの高さがある巨像だが、秘仏。
[写真]多宝塔(2008年2月撮影)

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町湯島985-2 
【交通】城崎ロープウェイ「温泉寺」駅下車
【Webサイト】 http://www.kinosaki-onsenji.jp/index.html
城崎美術館
観音の三十三身(江戸時代)、薬師如来坐像(平安時代)などの仏像、仏画、古文書や城崎の遺跡からの出土品を展示している。

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町湯島985-2
【交通】城崎ロープウェイで「温泉寺」駅下車、徒歩3分
大師山
山頂展望台からは温泉街、円山川や日本海を見渡せる。 1963年に温泉街と山頂を結ぶ城崎ロープウェイが開通した。

【交通】城崎ロープウェイで7分
宿
つたや本館
1865年に、新撰組に追われ京都から逃れた桂小五郎(後=木戸孝允)が身を潜めていた。館内にはゆかりの品や美術工芸品などを展示している。

【所在地】兵庫県豊岡市城崎町湯島485(湯の里通り)

温泉データ
源泉情報
すべての源泉は1972年に作られた集中配湯管理施設に集められて、ブレンドされて各旅館や外湯に送られている。

【源泉温度】37℃〜83℃
【泉質】ナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉
【源泉名】城崎温泉第28号線
[写真]2008年2月撮影
【湧出地】薬師公園ポケットパーク
【湧出量】毎分150リットル(自然湧出)、毎分400リットル(動力揚湯)、【掘削深度】500m
【源泉温度】81℃
温泉地情報
【所在地】兵庫県豊岡市城崎町
【交通】JR山陰本線「城崎温泉」駅下車
【リンク】城崎温泉観光協会
ラベル:兵庫県 城崎温泉
posted by CURO at 10:37| Comment(0) | 全国、名湯・秘湯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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